
波乗りと植樹
投資家とトレーダーは同じ市場を使いますが、時間の感覚が異なります。投資家は木を植える人のようなものです。成長すると信じるものを買い、何年も待ちます。
トレーダーはサーファーのようなものです。数分、数日、数週間続く波を探し、波が終わったら降ります。

投資家とトレーダーは同じ市場を使いますが、時間の感覚が異なります。投資家は木を植える人のようなものです。成長すると信じるものを買い、何年も待ちます。
トレーダーはサーファーのようなものです。数分、数日、数週間続く波を探し、波が終わったら降ります。

投資家は、価値が上がると期待する資産を買い、上げ下げがあっても持ち続けます。毎年のリターンが前年までのリターンの上に積み重なっていきます。これを複利と呼びます。

トレーダーは何年もかけた成長を待つわけではありません。とらえられる値動きを探し、上昇からも下落からも利益を狙うことができます。
そこにはトレードオフがあります。値動き(ボラティリティ、変動率)がチャンスを生み、その同じ値動きがリスクも生みます。有利な方向に2%動く相場は、同じ速さで不利な方向に2%動くこともあります。

短い時間足では、値動きの多くはランダムです。一件の大口注文、一本のニュース見出し、取引の少ない時間帯などが原因です。小さな上下動をすべてシグナルとして扱うと、オーバートレードにつながり、避けられたはずの小さな損失が続きます。

デイトレーダーは、すべてのポジションを同じ日のうちに建てて決済するため、夜間のニュースの影響を受けません。数分のうちに判断することも多く、判断の回数が多いため、低いコストと速い約定が欠かせません。

スイングトレーダーは、トレンドの中の比較的大きな一つの値動きをとらえるため、数日から数週間ポジションを保有します。取引の頻度は低く、相場の確認は一日に一、二回程度で、ある程度のオーバーナイトリスクを受け入れます。

ポジショントレーダーは、金利や景気循環などに左右される長期のトレンドに、数週間から数か月かけて乗ります。投資に最も近いスタイルですが、ポジショントレーダーも決済の基準と損切り(ストップロス注文)を明確に決めています。

正しいスタイルとは、最も刺激的に見えるものではなく、自分の生活に合うものです。次の三つの問いに正直に答えてみましょう。